「一戸建ての種類って注文住宅だけじゃないの?」
「木造以外で住宅が建てられるの?」
家づくりを始めようとする方にも、このように考えている方は多いです。
この記事では、一戸建ての種類に加え、構造や外観の種類についても詳しく紹介しています。
また、解説に入る前に家づくりを失敗させないために1番重要なことをお伝えします。
それは、1番最初にマイホーム建設予定に対応している住宅メーカーからカタログを取り寄せてしまうこと。
これから30年、40年と生活をするマイホーム。絶対に失敗するわけにはいきません。
家を建てようとする人がよくやってしまう大きな失敗が、情報集めよりも先に住宅展示場やイベントに足を運んでしまうこと。
「とりあえず行ってみよう!」と気軽に参加した住宅展示場で、自分の理想に近い(と思い込んでしまった)家を見つけ、営業マンの勢いに流され契約まで進んでしまう人がかなり多いのです。

はっきり言って、こうなってしまうと高確率で理想の家は建てられません。
もっと安くてもっと条件良く高品質の住宅メーカーがあったかもしれないのに、モデルハウスを見ただけで気持ちが高まり契約すると、何百万円、場合によっては1,000万円以上の大きな損をしてしまうことになるのです。
マイホームは人生の中でもっとも高い買い物。 一生の付き合いになるわけですから、しっかりと情報収集せずに住宅メーカーを決めるのは絶対にやめて下さい。
「情報収集しすぎ」と家族や友人に言われるくらいで丁度良いのです。
とはいえ、自力で0から住宅メーカーの情報や資料を集めるのは面倒ですし、そもそもどうやって情報収集すればいいのか分からない人も多いでしょう。
そんな背景もあり、昨今では、条件にあった住宅メーカーにまとめて資料請求を依頼できる「一括カタログサイト」が増えていますが、中でもおすすめなのが大手が運営する下記の3サイトです。
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3サイトの中でどれか1つ使うなら、
を使っておけば間違いないでしょう。
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「ハウスメーカーで考えていたけど、工務店の方が理想な家づくりが出来るし高品質だった」
「工務店で考えていたけど、意外と安く建てられる思いもよらないハウスメーカーと出会えた」
このような事は非常に多くあります。
また、なるべく多くの会社で資料を取り寄せることでメーカーごとの強みや特徴が分かりますし、複数社で価格を競わせることで全く同じ品質の家でも400万.500万円と違いが出ることさえあります。 
後から取り返しのつかない後悔をしないよう、家を建てるときには面倒くさがらず1社でも多くのカタログを取り寄せてしまうことをおすすめします。
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それでは解説をしていきます。
家の種類には何がある?

家の種類を大まかに知っておくだけでも、家を建てる際のベストな選択に役立ちます。一戸建ての家は大きく分けると以下の4種類です。簡単な特徴も合わせて紹介するので、参考にしてください。
「家の種類」は、何を基準に分けるかで答えが変わります。令和7年国勢調査の「住宅の建て方」では、一戸建、長屋建、共同住宅、その他の4区分を使います。一戸建は1つの建物が1住宅、長屋建は共用廊下を持たず各戸が外から直接出入りする形、共同住宅は共用の廊下や階段を持つ形です。
一方、住宅の取得方法には、土地を用意して建築工事を依頼する注文住宅、土地と建物を買う分譲住宅、既存の建物を取得する中古住宅などがあります。建築条件付き土地は、指定された事業者との建築工事請負契約を条件とする土地取引で、住宅の建て方そのものではありません。
さらに、建物の構造は木造、RC造、鉄骨造などに分けられます。ここで扱う4種類は、主に一戸建ての取得方法を整理したものです。建て方、取得方法、構造を分けて確認すると、同じ「家の種類」でも比較している内容がわかりやすくなります。
| 一戸建て | 新築 | 注文住宅 | 土地・建築会社を自由に選べる。プランの自由度が高く自分好みの家を建てることができる。 |
| 建売住宅 | 土地と建物がセットで販売されている。プランはあらかじめ決められており、変更は難しい。 | ||
| 建築条件付き土地 | 指定された建築会社で家を建てることを前提に土地を購入する。プラン設定に限度が定められているケースもある。 | ||
| 中古 | 中古一戸建て | 既に建築・使用されている家を購入する方法。リノベーション済みの物件など、新築同様の物件もある。 |
理想のローコスト住宅を建てるためには、各ハウスメーカーが「注文住宅」「建売住宅」「建築条件付き土地」「中古一戸建て」の4種類の内、どの家を建てられるのか、また専門としているのかを知っておくことが大切です。
取得方法や構造に加え、省エネ性能も住宅を比べる基準になります。2025年4月以降に着工する新築住宅は、原則として省エネ基準への適合が義務化されました。そのため、現在は新築であるだけでは省エネ性能の差を判断できません。
基準を上回る性能は、断熱等性能等級や一次エネルギー消費量等級で比べられます。ZEH水準に達しているかも確認し、冷暖房に必要なエネルギーや設備の効率を含めて候補を検討しましょう。同じ建売住宅でも等級や仕様が異なるため、設計図書での確認が必要です。
まずは一括資料請求して、どこが自分の理想にピッタリなハウスメーカーなのかを調べてみましょう。
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一戸建ての家4タイプを徹底比較!

一戸建ての家の種類は、「注文住宅」「建売住宅」「建築条件付き土地」「中古一戸建て」の4つです。この中から、自分の暮らしにピッタリな家はどれなのか選ぶ必要があります。
しかし、どの家にどんなメリット・デメリットがあるのかを知らなければ、選ぶことはできません。ここでは以下の順で、4種類の家のメリット・デメリットを紹介し、比較していきます。
- 注文住宅
- 建売住宅
- 建築条件付き土地
- 中古一戸建て
自身の理想にピッタリな暮らしができるのはどの種類の家なのか、未来を想像しながら読み進め、家づくりの参考にしてください。
1.注文住宅
注文住宅では自分で好きな土地を購入し、好みのハウスメーカー・設計事務所を選んで家を建築します。間取り・デザイン・材質・設備など、細かなところまで自分の希望が叶う家づくりが可能です。
注文住宅には、事業者があらかじめ用意した構造や設備の規格、仕様リストから選ぶ「請負型規格住宅」も含まれます。用意された選択肢を組み合わせて建てるため、間取りや設備を毎回ゼロから決めるフルオーダーとは異なります。
請負型規格住宅は完成品を売買する建売住宅ではなく、選んだ仕様に基づいて建築工事請負契約を結ぶ住宅です。住宅トップランナー制度でも、注文戸建住宅の一つとして整理されています。変更できる範囲は事業者や商品ごとに異なるため、標準仕様と追加できる項目を契約前に確認しましょう。
注文住宅のメリット
以下が「注文住宅」と、「建売住宅」「建築条件付き土地」「中古一戸建て」とを比較した際の注文住宅のメリットです。
建売住宅と比較した際のメリット
- 土地を購入する場所に自由が利く。
- 間取りや内観を好きに設定できるため、暮らしやすい家に仕上げられる。
- 外観の自由度も高く、個性が出しやすい。
建築条件付き土地と比較した際のメリット
- 建築会社を自由に選べるため、家の設計の幅が広い。
- 土地を購入してから建築するまでの期間に制限がない。
- 色々なハウスメーカーから相見積もりが取れるので費用の比較検討がしやすい。
中古一戸建てと比較した際のメリット
- 外観も内装もきれいで新しい。
- 耐震・耐火性に優れるため暮らしていて安心できる。
- 省エネ性能が高く、日々の暮らしのコストが抑えられる。
注文住宅のデメリット
注文住宅と他の3種類の一戸建て住宅を比較した際のデメリットは、以下の通りです。
建売住宅と比較した際のデメリット
- 間取りやデザインを相談できる分、プランの進行に時間がかかる。
- こだわり過ぎると予算をオーバーしてしまう。頭金の準備や住宅ローン手続きなどにも手間がかかる。
- 内見が不可能なため、どんな家なのか前もって知ることができない。
建築条件付き土地と比較した際のデメリット
- ハウスメーカーを選ばなければならない分、手間がかかる。
- 土地購入・建築費用が高額になるケースが多い。土地購入の際には仲介手数料も必要。
- 建築条件付き土地は参考プランなどがある場合、着工・完工までが早い。
中古一戸建てと比較した際のデメリット
- 費用面が高額。
- 注文住宅は内見が不可能なため、どんな家なのか前もって知ることができない。
- 新興住宅地の土地を購入した場合など、周囲に何が建つのか不透明。
2.建売住宅

建売住宅(新築分譲住宅)は、土地と建物を売買契約で取得する住宅です。契約時に未完成の物件も含まれ、外観や内観を実物で確認できるのは完成済みの物件に限られます。
ただし規格通りの家のため、見た目や間取りのプランの幅が狭く、未着工の場合であっても設計変更はあまりできません。
建売住宅のメリット
「建売住宅」と「注文住宅」「建築条件付き土地」「中古一戸建て」を比較した際の建売住宅のメリットは、以下の通りです。
注文住宅と比較した際のメリット
- 費用が安く収まる。住宅ローンの手続きも簡単。
- 土地・建物の価格があらかじめ決まっていて分かりやすく悩む必要がない。
- 新築分譲住宅には、契約時点で未完成の物件も含まれます。完成済みなら現物を確認できますが、未完成なら図面・仕様書・同じ会社の施工例で判断する必要があります。
建築条件付き土地と比較した際のメリット
- 総合的な費用が安い。住宅ローンの手続きも簡単。
- 入居までがよりスピーディに進む。
- 完成済みの建売住宅なら、外観・内観を実物で確認できます。未完成物件では完成後に相違が生じる可能性があるため、仕様書・設計図書・完成予定時期を確かめる必要があります。
中古一戸建てと比較した際のメリット
- 外観も内装もきれいで新しい。
- 耐震性や防火性などに優れるため、暮らしていて安心できる。
- 省エネ性が高く、光熱費など日々の暮らしのコストが抑えられる。
建売住宅のデメリット
建売住宅と他の一戸建ての種類を比較した際のデメリットは、以下のことになります。
注文住宅と比較した際のデメリット
- 自由に土地を購入できる場合と比べて、場所の選択肢が少ない。
- 家の外観が画一的で、個性が出しづらい。
- 内観・内装の自由度も低いため、変更して欲しい点があっても変えられない。
建築条件付き土地と比較した際のデメリット
- 家を建てる過程をチェックできないため、建築会社によっては手抜きの恐れもある。
- 周囲の家と似たデザインになることが多く、個性が出しづらい。
- 基本的に間取りやデザインは決まっていて、変更は難しい。
中古一戸建てと比較した際のデメリット
- 費用面では中古一戸建ての方が安いケースが多い。
- 物件数が少ないため、エリアを絞ると見つからない。
- 複数棟同時に建てるケースが多いため、隣に住む人がどんな人か事前に分からない。
3.建築条件付き土地

建築条件付き土地は、土地売買契約とは別に、指定された相手方と建築工事請負契約を結ぶことを条件とする土地取引です。請負契約の相手方と締結期限は広告や土地売買契約に明示されるため、土地の契約前に指定先と期限を確かめましょう。土地と完成した建物を一体で買う建売住宅とは契約の仕組みが異なり、設計や仕様を選べる範囲も事業者ごとに違います。
また、注文住宅に近い形で、契約内容の範囲から仕様を選べる場合があります。ただし、期限の対象は原則として着工ではなく、指定先との建築工事請負契約の締結です。全国一律の3ヵ月や半年という法定期間はないため、広告や土地売買契約に明示された期限を確認しましょう。
建築条件付き土地のメリット
「建築条件付き土地」で家を建てたケースと、「注文住宅」「建売住宅」「中古一戸建て」それぞれで家を建てたケースを比較した際のメリットは、以下の通りです。
注文住宅と比較した際のメリット
- 建築条件付き土地だから価格が安いとは限りません。売主から直接購入する場合は仲介手数料がかかりませんが、宅地建物取引業者の媒介で土地売買が成立すると、合意した仲介手数料が法定上限内で発生する場合があります。
- 建築するハウスメーカー・工務店が決まっているため選ぶ手間がなくスピーディ。
- 参考プランが用意されているので、外観・内装共にサクサク決めていける。
建売住宅と比較した際のメリット
- 注文住宅のように家の細かな仕様を変更できる。
- 周囲の家と似ることがなく、個性が失われない。
- 家が建築されていく様子を見ることができる。
中古一戸建てと比較した際のメリット
- 外観・内装共に新しくきれい。
- 耐震性や防火性などに優れており、安心して過ごすことができる。
- 省エネ性が高く、日々の生活コストが抑えられる。
建築条件付き土地のデメリット
建築条件付き土地で建築した場合と、他の3種類の一戸建てで建築した場合とを比較すると、建築条件付き土地で建てるデメリットには以下のことが挙げられます。
注文住宅と比較した際のデメリット
- 建築会社が決まっているため、家の設計の幅に限りがある。
- 土地購入後の一律3ヵ月という着工期限ではなく、指定先と建築工事請負契約を結ぶ期限が、広告や土地売買契約ごとに定められます。
- 指定期限までに建築工事請負契約が成立せず、建築条件が成就しない場合は、土地売買契約が解除され、受領済みの金銭は名目を問わず遅滞なく全額返還されます。成立済みの工事請負契約を後から解除する場合は、この全額返還の扱いとは別です。
建売住宅と比較した際のデメリット
- 建築の自由度が高い分、費用が高い。ローンの手続きも土地・家と2度必要。
- 総費用が前もって把握しづらい。
- 事前に家の確認ができないため、完成後にイメージと異なる可能性もある。
中古一戸建てと比較した際のデメリット
- 建築費用を含めると価格が高くなる。
- 建築条件付き土地は中古一戸蓼に比べて数が少ないためエリアを絞ると見つかりづらい。
- 期間内に家を建てなければならないのでかなり多忙になる。
4.中古一戸建て

中古一戸建ては、個人や不動産会社から既に建築されている家と土地を購入します。家の外観や内装は築年数によりますが、リノベーションがなされていれば新築同様にきれいです。
リノベーション分、購入費用は高くなりますが、それでも注文住宅や建売住宅より安く済むケースが多いので、コストを抑えたい方に向いています。
購入後、自身でリフォームやリノベーションを行い新築同様にする方法もあります。
新築住宅は、新たに建設された住宅のうち、まだ人が住んだことがなく、工事完了から1年以内のものです。完成から1年以内でも入居歴がある住宅や、未入居でも1年を過ぎた住宅は新築住宅に該当しません。
新築住宅では、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分について、事業者が引き渡しから10年間の責任を負います。この責任を履行するため、事業者には保険加入または保証金の供託による資力確保も義務付けられています。
中古住宅には、新築住宅と同じ一律の資力確保義務はありません。売主や契約によって保証内容が異なるため、契約不適合責任や既存住宅売買瑕疵保険の有無、保証の対象箇所と期間を個別に確認する必要があります。
中古一戸建てのメリット
「中古一戸建て」と、「注文住宅」「建売住宅」「建築条件付き土地」それぞれの条件を比較した際にのメリットは以下の通りです。
注文住宅と比較した際のメリット
- 費用を大きく抑えられる。
- メーカーや間取り・デザインを考えなくとも良いので、手間がかからない。
- 内見が可能なため、暮らしていく様子が具体的にイメージできる。
建売住宅と比較した際のメリット
- 費用が比較的抑えられる。
- リノベーションやリフォームなどで外観・内装を変更できる。
- 物件数が多いため、エリアを絞っても探しやすい。
建築条件付き土地と比較した際のメリット
- 費用を抑えられる。
- 間取りやデザインなどの仕様変更をしないため、時間に余裕ができる。
- 家の外観や内観を事前に確認できるため、イメージと異なることがない。
中古一戸建てのデメリット
中古一戸建ての状態は築年数だけでは判断できないため、購入前に耐震性や劣化状況を物件ごとに確かめる必要があります。木造戸建てでは1981年の新耐震基準への適合だけでなく、2000年以前の建物は接合部の仕様や耐力壁の配置なども確認対象になります。建物状況調査では、基礎や外壁などのひび割れ・欠損、雨漏りの形跡を確認できるため、調査範囲と実施時期、指摘箇所への対応も確かめましょう。屋根や外壁、給排水設備などの修繕履歴に加え、既存住宅売買瑕疵保険の有無、対象となる不具合や保険期間も比較が必要です。
注文住宅と比較した際のデメリット
- 家の間取り・デザインなどが自由に選べないため、妥協が必要な部分もある。
- 家自体が古いため耐震性・省エネ性などで劣っている。
- 建物の保証期間が短く、設備交換などが必要な可能性もある。
建売住宅と比較した際のデメリット
- リノベーション物件や後にリフォームを行う物件の場合、費用面の差があまりない。
- 耐震性・省エネ性能などで劣るため、日々のコストが高い場合がある。
- 土地によっては近隣住民の関係性が既に出来上がっており、新たな関係の構築が難しい。
建築条件付き土地と比較した際のデメリット
- 家の間取り・デザインなどを自由に選ぶことができない。
- 耐震・耐熱・省エネ性などが低いため、災害時に不安が残る。
- 建物の保証期間が短く、保証されていないケースもある。
「注文住宅」「建売住宅」「建築条件付き土地」「中古一戸建て」の4種類とも、他の種類の一戸建てに対してメリット・デメリットを有しています。どのメリットが望ましいのか、どのデメリットなら我慢できるのか、人によって異なります。
そのため、理想のローコスト住宅を建てるためには、まず各ハウスメーカーがどの家の種類の販売を行っているのか、そして、各ハウスメーカーの強みがどこにあるのかを知ることが重要です。
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家の構造4種類を徹底比較!

ここまで、4種類の一戸建てについて解説してきました。理解を深めておくことで、予算やライフスタイルに合わせた一戸建て選びが可能になります。しかし、それだけでは理想の生活イメージを叶えることはできません。
家の構造は、価格や耐用年数などだけではなく、気密性や遮音性など家の中の環境にも大きな影響をもたらします。理想の暮らしを現実のものにするには、注文住宅や建売など一戸建ての種類だけを気にするのではなく、家の構造の種類にも気を配らなければいけません。
そこで、ここでは以下の家の構造4種類について詳しく紹介します。
- 木造
- 軽量鉄骨造
- 重量鉄骨造
- RC造(鉄筋コンクリート造)
ぜひ参考にしてください。
木造
在来工法とも呼ばれ、日本では古くから現代まで最も多く採用されている構造です。和風住宅らしいデザインが構築しやすく、家に木の香りが漂うので、日本人が落ち着きやすい空間作りが可能です。
木造は鉄骨やRC造に比べて耐火性や気密性に劣るとされてきましたが、近年は耐火性や気密性に優れた木造住宅も増えてきています。また、自然由来の素材を活かしてハウスシック症候群を軽減するなど、健康を意識した家づくりを行うメーカーも多いのが木造の特徴です。
現在では伝統的な木造軸組み工法だけではなく、壁全体で建物を支える2×4(ツーバイフォー)工法も多くなっており、耐震性も一昔前より大きく向上しています。
さらに木造のメリットは、鉄骨造などに比べて費用が安く、メンテナンス・リフォームがしやすい点です。
反対にデメリットとしては、シロアリや湿気に弱いこと、遮音性に劣ることが挙げられます。
軽量鉄骨造
使用する鉄骨の厚みが6mm未満のものを軽量鉄骨造と呼び、建築動態統計では鉄骨造に含まれます。鉄骨造も鉄骨の柱や梁などで主要な骨組みを構成するため、柱が不要になるわけではありません。構法や設計条件によっては、長いスパンや柱の少ない大きな空間、広い開口部を計画しやすくなります。ただし、耐震性は材料だけで決まらないため、構造計算や耐震等級、接合部の仕様を確認して比べましょう。
軽量鉄骨造のメリットは上記の他にも、シロアリに強いことや重量鉄骨造に比べて費用が安いこと、そして工場で生産した建材を現場で組み立てるために工期が短いことが挙げられます。
デメリットとしては、結露に弱いことや火災に弱いことが挙げられます。軽量鉄骨造で家を建てる場合には結露対策と火災対策が非常に重要です。
重量鉄骨造
使用する鉄骨の厚みが6mm以上の鉄骨造を重量鉄骨造といいます。軽量鉄骨造よりもさらに強度が高いため、より大きな空間を設けることが可能です。壁一面を窓にしたい、といった要望も、重量鉄骨造であれば叶えられます。
しかし、重量鉄骨造で家を建てる場合には、巨大な鉄骨を運び込む必要があります。搬入に使える道路が狭い場合など、土地の状況によっては建築が難しいので注意が必要です。
重量鉄骨造のメリットは大空間を作れることの他に、防音性・耐震性が高いことが挙げられます。住宅密集地では騒音のトラブルも少なくありませんが、重量鉄骨造の家であればストレスを受けずに生活できるでしょう。
デメリットとしては軽量鉄骨造同様、結露や火災に弱いこと、さらに木造や軽量鉄骨造に比べて建築・地盤の補強工事の費用が高いことが挙げられます。
RC造(鉄筋コンクリート造)
RC造とは鉄筋とコンクリート、2種類の強みを掛け合わせた、あらゆる災害に強い構造です。台風被害の多い沖縄でよく用いられる構造でもあります。
RC造のメリットは、地震・台風・洪水・津波に強く、遮音性・気密性なども高い点です。外観も木造や軽量鉄骨造などにはない独特なデザインになるため、他の家とは異なる個性を発揮できる点もメリットといえます。
RC造のデメリットは、建築費用や解体費用が重量鉄骨造より高くなる場合がある点です。RC造・SRC造の住宅用建物に定められた47年は、所得税などの減価償却で使う法定耐用年数で、固定資産税の評価期間ではありません。家屋の固定資産税評価額は、再建築費評点や構造・用途別の経年減点補正率、床面積などを基に算出されます。
しかし、RC造は寿命が長く数世代にわたって住むことが可能です。長く住み続ける場合にはメンテナンス費用などが少なく済む分、コストを抑えることができるでしょう。
参考:東京都主税局
【スタイル別】家の外観7種類をご紹介!

理想の家づくりのためには、家の外観をどの種類にするかも非常に大切な選択です。長く暮らしていく家だからこそ、自分が好きな外観でなければいけません。また、外観のテイストによっては、内装の種類も変わってきます。
和風テイストであれば畳、洋風テイストであればフローリング、などです。
テイスト別に、以下の7種類の家の外観を紹介します。
外観のテイストを決める前に、土地が景観計画区域内にあるか確認しましょう。区域や自治体によっては、建築前の届出が必要となり、外壁や屋根の色彩、建物のデザイン、高さ、壁面の位置などに基準が設けられます。
和風や洋風など好みの外観でも、地域の基準に合わなければ計画の見直しが必要です。土地を選ぶ段階で景観計画や条例を確認し、設計前に自治体の担当窓口や設計者へ適用条件を確かめておくと、後からの変更を避けやすくなります。
- 和風
- モダン
- 和モダン
- 洋モダン
- 洋風
- アメリカ風
- ナチュラル
家の外観を理想のテイストにするポイントについては、下記の関連記事でも紹介しています。
ぜひこちらのコラムもチェックしてみてください。
家の外観をおしゃれにするポイント5選|人気デザインを写真と合わせてご紹介
1.和風

和風テイストの外観は、日本ならではの良さがあり落ち着いた雰囲気が感じられます。純和風の家を建てる方は現代では多くありませんが、なじみがある分、飽きがこず、末永く住まうことができるでしょう。
塗り壁や格子、引き戸に縁側、切妻屋根や寄棟屋根などが和風の外観の特徴です。純和風の家は他のテイストの外観の家を建てる場合と比べて費用が若干多くかかる点がデメリットといえますが、風情ある雰囲気が好きな方にはそれ以上の価値が感じられるでしょう。
2.モダン

モダンの外観は、無駄な装飾がなくシンプルなデザインになっています。
一見すると個性のない家にも見えますが、その中にワンポイントのカラーやデザインを加えて目立たせることが可能です。そのため、隣家にモダンテイストの家が多かったとしても、異なる個性的なデザインの家を建築できます。
主に、窓や玄関をワンポイントにすることが多いです。注文住宅でモダンテイストの家を建てる際には、窓や玄関などにこだわりを求めてみてください。
3.和モダン

和モダンは、和風の家に現代風のテイストを取り入れた外観になります。
シンプルな外観ながら、木や木目調の素材があしらわれていたり、屋根瓦や漆喰の壁を設けたりすることで、和風の住宅らしい風情や高級感が見えるのが特徴です。
また、黒や濃い色が使われていることも和モダンテイストならではの色調です。和モダンの家は人気が高く、和にこだわりのある方や、モダンテイストとは一味違う魅力が欲しい方にピッタリです。
ただし土壁や無垢材などを用いる場合、費用が高額になる可能性があるため注意してください。
4.洋モダン

洋モダンのデザインは、ヨーロッパ基調のレトロな雰囲気のある洋風の住宅に現代風のテイストを取り入れたものになります。
シックなデザインからカラフルなデザインまで洋モダンのテイストは幅広く「シンプルでも良し」「遊び心を加えても良し」の万能な外観です。
内観の特徴として天井が高いことや空間が開けていることが挙げられます。和風テイストの家のふすまや障子で仕切る形の空間づくりとは真逆で、開放的な印象を受けるでしょう。
洋モダンのデザインは万人受けするデザインなので、デザインに強いこだわりがなければ、まず洋モダンのテイストから見ていくと自身の望む外観の種類が見つかりやすいです。
5.洋風

洋風テイストの家は、ヨーロッパを思わせるデザインで、カラフルな色合いが取り入れられています。
木製の玄関扉や曲線を多く用いたデザインなど、物語の中でしか見かけないような住宅とも言えます。
また、内装も高めの天井や吹き抜けといった、広い空間づくりがされていることもあり、外観だけでなく家の中に入っても一風変わった印象を受けるでしょう。今までとは違った新たな暮らしを求める方にピッタリです。
6.アメリカ風

一風変わったお洒落な外観のアメリカンスタイルには、カリフォルニア風(アーリーアメリカンスタイル)とブルックリン風(ニューヨークスタイル)の2種類があります。
カリフォルニア風のテイストは、白・青・緑のラップサイディングの外壁に、カバードポーチと呼ばれるテラスのような広い玄関ポーチが特徴です。
ブルックリン風のテイストは、無機質な外壁に木目素材やレンガ・セメントをポイントにした、ヴィンテージ感が漂う住宅です。
どちらも日本ではまだあまり見ない外観ですが、一味違う個性が出るため人気があります。
7.ナチュラル

ナチュラルテイストの住宅は、白を基調とした外壁で非常にシンプル・無機質なデザインながら、天然木や四季折々の植物・タイル・レンガなどをポイントとして取り入れるため、どこか温かみのある優しい雰囲気に仕上がるのが特徴です。
また、屋根が大きな三角系の切妻屋根である点も、ナチュラルテイストの大きな特徴です。
自然素材を利用したデザインのナチュラルに、都会的なシックな雰囲気であるモダンを足したナチュラルモダンというテイストもあります。ナチュラルの中でも、ナチュラルモダンはかなり人気の高いデザインです。
家の外観をナチュラルにするポイントについては、以下の関連記事でも紹介しています。
ナチュラルモダンについても解説しているので、こちらのコラムもぜひチェックしてみてください。
家の外観をナチュラルにするポイント10選をご紹介!おしゃれにするコツや注意点も解説!
マンションと戸建ての違いとは?

この記事では一戸建てについて解説してきましたが、最後にマンションとの比較の話をしたいと思います。
一戸建てもマンションもそれぞれメリット・デメリットがあり、求める暮らし方によってどちらがより適しているかは変わってきます。
| マンション | 戸建て | |
| メリット | 建物の管理を外注できる 共用施設など設備が整っていることが多い 立地が良い セキュリティ面が安心 室内がフラットで高齢者でも安心 |
自由に間取りを決められ、将来もリフォームできる 土地が資産になる 専用の庭や駐車スペースを持てる 騒音問題が起きにくい 管理組合などへの加入義務がない 全ての部屋に窓をつけられる |
| デメリット | 管理規定があるのでリフォーム時に制約を受ける 管理費・修繕費・駐車場費がかかる 騒音問題が起きやすい 敷地利用権は原則として敷地の所有権等の共有持分で、専有部分の移転に伴って持分も移転し、土地を単独で所有したり自由に分割・処分したりできない |
自分で管理、メンテナンスする必要がある 防犯面の対策が必要 同じ立地ならマンションよりも高い |
上記はあくまで一般的な例なので、個々の物件によって条件は変わってきます。
自分たちの生活で最も優先すべきポイントは何かを考えることで、ピッタリの物件を見つけることができますよ!
【番外】住居の種類がわからない?国勢調査などの「住居区分」とは?

公的な書類などに「住居区分」という項目が設けられていることがあります。自身の家がどの区分に属するのか迷ってしまう方も多いことでしょう。
まずは、住居の区分として、「住宅」か「住宅以外」に大別することができます。
- 住宅 :一つの世帯が独立して家庭生活を営むことができる建物。アパートなどのように独立して家庭生活を営むことができる構造の建物は、各区画ごとに1戸の住宅。
- 住宅以外 :寄宿舎、寮などの生計を共にしない単身者の集まりを居住させるための建物。病院、学校、旅館、会社、工場、事務所などの居住用ではない建物。仮小屋などの臨時応急的に建てられた建物。
このように定められています。
さらに、住宅は以下のように区分が分けられています。
まず主世帯か間借りかに分けられ、主世帯の場合はその形態により5種類の住居区分に分類されます。
| 区分 | 内容 | |
| 主世帯 | 間借りではない家。自分の世帯が独立している。 | |
| 持ち家 | 住んでいる住宅がその世帯の所有である。登記の有無や支払い完了の有無に関係ない。 | |
| 公営の借家 | 都道府県営または市区町村営の賃貸住宅、アパート。県営住宅、市営住宅など。給与住宅に該当する場合はこれに当てはまらない。 | |
| 都市再生機構・公社の借家 | 都市再生機構または都道府県・市区町村の住宅供給公社・住宅協会・開発公社などの賃貸住宅やアパートである。UR賃貸住宅、在宅供給公社住宅など。給与住宅に該当する場合はこれに当てはまらない。 | |
| 民営の借家 | 公営の借家や都市再生機構・公社の借家、給与住宅に当てはまらない借家。民間に一般的なアパート、マンションなど。 | |
| 給与住宅 | 勤務先の会社・官公庁・団体などの所有または管理する住宅に,職務の都合上または給与の一部として居住している場合。借り上げ社宅など。公営、民営、家賃の支払いの有無にかかわらない。 | |
| 間借り | 他の世帯が住んでいる住宅(上記の主世帯5種類)の一部を借りて住んでいる場合。 | |
まとめ
一戸建てには、「注文住宅」「建売住宅」「建築条件付き土地」「中古一戸建て」の4種類があります。まずそれぞれの特徴を理解し、自分の理想の条件に当てはまるのがどれかを見比べることが、理想の住宅を建てるためには必要です。
そこに、構造・外観の種類も含めて考えることで、どのハウスメーカーが自分にピッタリなのかが見えてくるでしょう。
しかし、そのためには、各ハウスメーカーの強み、どの物件が得意なのか、構造・外観のどの種類を扱っているのか、といった点も知っておく必要があります。
理想のローコスト住宅を建てるために、まずは下記から一括資料請求をして、各ハウスメーカーの特徴を見てみてください。
この記事の監修者
井口 梓美(いぐち あずみ)
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、東証一部上場大手保険代理店へ入社。顧客に寄り添ったプランニングで新人賞を受賞。
その後、大手不動産ポータルサイト運営会社へ入社。ITベンチャー企業での経験を経て株式会社Azwayを創業。
自らも宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナーの資格を有し、「住まい」と「ライフスタイル」に特化したWEBサービスを手掛けている。




